2024年度 |
1-3学年 |
1 年 「初級英語・入門」 / 2 年 「初級英語・基礎」 |
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1 年生 5 クラス(農業科学科・酪農科学科・食品科学科・農業土木工業科・森林科学科) | ||
担当教員 | 多田 弓子先生 |
1年生「初級英語・入門」授業活用実践状況!
「タブレットの使用に慣れていない生徒もおり、最初の1ヶ月は「初級英語・入門」のいくつかのレッスンを選び、項目編集で「復習」に指定し、各自のペースで学習を進めさせ操作やシステムに慣れてもらいました。
リアルタイムで各自のログインの有無、進捗状況が把握できるので声をかけるべき生徒がわかり効率的に生徒の様子を見ることができます。
“やっている振り”の生徒を確実に減らせます。
〈慣れてきたら次のステップとして〉
締切日までに課題を各自で終わらせ、締切後にそのレッスンの小テストを実施することを継続しています。
課題の達成率を「主体的に学習に取り組む態度」、小テストの得点を「思考・判断・表現」として成績に組み入れます。点数がそこそこでも達成度が低いと成績が伸びないので、しっかりと課題に取り組む姿勢が身ついてきたと感じます。
「ICT テスト Pro」で期末考査、中間考査を実施!
教科書データから様々な形式の問題を自由に作成できるので、Lesson ごとのまとめや考査前の復習問題も短時間でたくさん作れます。
学級閉鎖など急に課題が必要になっても慌てることなく対応でき、非常に便利でした。
前期末考査、後期中間考査は「ICT テスト Pro」を利用してオンライン試験を実施しました。
初めて実施した前期末考査の前には教務部が全体に周知し後押ししてくれたこともあり、反対意見も出ず実施することができました。
〈考査・実施に関して〉
・Wi-Fi 環境に不安があるため PDF 形式の試験を作成ペーパーでの試験を希望する生徒や当日不具合によりオンライン受験ができなくなった生徒も同じ条件(問題様式)で受験できるよう配慮。
・事前に同形式の練習問題を用意し、授業で問題がないか確認。
・試験監督の先生方に生徒用の事前指導のプリントと当日の注意事項のプリントを用意し、実際の画面を見せながら事前に個別に説明をした。
・当日何かあればすぐに対応できるよう廊下に待機。
「S&W テスト Pro」AI Speaking 自動採点システム!
AI speaking 自動判定システムが利用できるようになってすぐに教科書本文の reading 練習に活用してみました。全体で練習を何度かした後に各自で仕上げとして実施させています。
何度か行ううちに自分で結果を分析し、再トライでさらに高得点を目指す生徒も増えてきて友達と競い合いながら楽しんでいるようです。
Speaking は教員一人ではきめ細かく見ることが難しい分野ですが、AI speaking のおかげで生徒の達成度を把握しやすくなり大変助かっています。
Brains の管理者機能活用!
学習課題期限設定や進捗状況一覧、テストの予約配信、リアルタイムでの結果の閲覧、結果の DL などほしい機能がそろっており授業でも成績の記録において便利に活用させてもらっています。
Brains の教材、各種テスト活用の感想!
保健室登校や入院などによる長期欠席の生徒にも体調に合わせて学習を進めたり小テストを受けたりできることも e-learning の大きな利点の1つだと実感した1年でした。
進学校から職業高校に異動し、生徒の集中力を切らさない授業の進め方が大きな課題でしたが、Brains の e-learning のおかげで色々とチャレンジしながら生徒の様子を把握することができました。
来年度は複数学年での使用になるので、さらに改良して3年間を通しての学びのロードマップ的な活用方法を確立していけたらと考えています。